
ヘリコプター、飛行機、自家用、事業用、限定拡張、計器証明、教育証明
オーストラリア航空大学校 エアラインパイロットコース
海外訓練施設
マンガロア空港[オーストラリア・ビクトリア州]
もちろん、同校は以前から海外訓練コースも充実させている。マンガロア空港は、大型ジェット機も離着陸できる2000m級滑走路をメインに2本の滑走路を持つ。NDB、VOR、DMEなどの航法援助施設や夜間の照明施設も完備している。大きさとしては八尾空港をイメージしてもらうといいだろう。ここでR22、R44、300CB、B206、A109、BK117等の機種を使ってヘリの訓練は行われている。BK117は消火活動用放水タンク装備が可能で、実際に消火活動に出動するのを目の当たりにすることも出来る。日本ではなかなかできない火災を想定した消火訓練まで可能で、防災パイロットでの活躍を考えている人にとっては願ってもない経験を積むことが出来るだろう。さらに、計器飛行訓練用のシュワイザー300CBの導入により計器飛行証明の取得が身近なものになった。その他、アメリカにはない機種限定制度により、オーストラリアで単発、多発タービン限定拡張をして日本のライセンスに書き換えられるのも魅力だ。
飛行機の免許を取得してエアラインを目指す人にはオーストラリア航空大学校エアラインパイロットコースを設定している。これはエアインディアや大韓航空の乗員養成の実績を持つ同校の高いレベルの教育により、日本のエアライン、オーストラリアや諸外国の航空会社への就職を目的とするコースである。自家用、事業用、多発限定、計器飛行証明とフルライセンスを取得するために、セスナ152、172、182、PA28、PA34など、世界のエアラインパイロットの養成に使われている訓練機を使っている。日本とオーストラリアでの同型機種による効率の良い訓練により、国内事業用や計器飛行証明を取得し日本国内の航空事業会社やエアラインへの就職実績があり、就職先としてカンタス航空、エアニュージーランド、エアインディア、エアランカ航空、大韓航空などの実績がある。今後、国内のエアラインがパイロットの大量定年を迎えることは諸新聞記事で周知の事だろう。パイロット要員の不足は深刻とされるが、この千載一遇のチャンスに、同校のレベルの高い訓練によりライセンスを取得することが、夢への第一歩になると言えそうだ。 |