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航空事情ミニレポート

 

アルファーアビエィションがお届けする航空に関する豆知識


#72 「飛行機のフラップ」(2013/8/23)

アルファーアビエィションの飛行教官、整備士がお届けする毎回大好評の航空豆知識。
今回は飛行機の「フラップ」についての知識をお届けします。

飛行機の主翼にある「フラップ」の働きとは

旅客機が離陸したり、着陸するときには、主翼の前方に「前縁フラップ」、後方に「後縁フラップ」を出します。 この「フラップ」は離着陸を安定させるために重要な装置です。
小型の飛行機では、「後縁フラップ」のみで、「前縁フラップ」は装備されていません。

離陸や着陸のときに「フラップ」を出すのは、主翼の面積をより大きくするためです。
飛行機が空中を飛行できるのは、主翼に発生する「揚力」によりますが、この「揚力」は翼の面積に比例するので、翼面積を大きくすればするほど「揚力」は大きくなります。
離陸時、「フラップ」を出すことにより翼の面積を広げて揚力が大きく発生するようにして、距離の限られた滑走路で離陸することができます。

飛行機は、着陸するとき速度を減らしますが、飛行機の揚力は速度の2乗に比例しますので、速度を減らすことにより揚力は急激に減少することになります。
そのため、あまり速度を少なくすると失速のおそれが出てくるので、「フラップ」を出すことにより翼の面積を広げて揚力を維持します。

このような説明をすると、それなら最初からフラップ分の翼面積を大きくしておけば良いような気がしますが、飛行の妨げとなる「抗力」、すなわち抵抗も翼面積の2乗に比例して大きくなります。
翼面積を大きくすると離着陸には有利になりますが、巡航中は不利になります。
よって、飛行機の翼面積は巡航するときに有利なように設計されていて、離着陸の時に必要な翼面積が得られるようにフラップを装備しています。
巡航時にはフラップを上げることにより高速での飛行を可能とし、離着陸時にはフラップを下げることにより低速での安定化を図っています。
すなわち、「フラップ」は高速と低速での安定という相反する2つの条件を満足させる装置と言えます。

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