HOME

English

サイトマップ お問い合わせ RSSボタン
alphaaviation-menu
パイロットスクール
ヘリ・飛行機 操縦訓練日記
生徒たちの合格報告
活躍する卒業生たち
ヘリコプター操縦訓練コース
下妻校
足寄校

オーストラリア校

飛行機操縦訓練コース
福島校
中標津校

ヘリコプター/飛行機販売
ロビンソンシリーズ
Diamond DA シリーズ
Diamond シミュレーション
ロビンソン社から

航空整備
航空整備士の免許と仕事
ヘリコプターメカニックコース
整備実績:型式証明書

整備士奮闘日記

航空ニュース
テレビ放送関連ニュース
イベント速報ニュース
世界ヘリコプター選手権
航空関連グッズ
アルファーショップへGO!
空撮映像・画像
空撮映像・画像

Q&A
アオチャンにQ&A

ヘリコプターQ&A
気象解説
パイロット適正検査

アルファーから
会社概要
静コーナー
青チャンコーナー
スタッフコーナー
アルファー旅日記
採用情報
アクセスマップ

 

空撮映像・空撮画像コーナー

  空撮機:ロビンソンR−44 ニュースコプター


ENG用ヘリコプター、ロビンソンR44 News Copter

*ロビンソンR44 NewsCopter の紹介 *

基本機体であるロビンソンR44は現在世界で最も売れているヘリコプターである。
他のヘリコプターの年間生産機数が50機以下で一桁の生産機数も多い中でロビンソンR44は年間生産機数250機以上を誇っている。10倍の生産機数を持っていれば販売価格が安くできるのは当たり前で同じ人数が搭乗できる同等の機体の半分以下で販売されておりマーケットを席巻している。ロビンソン・ヘリコプター社は1970年に現社長フランク・ロビンソンによりガレージで創業され1980年に2人乗りのロビンソンR22を販売開始し、このロビンソンR22現在までに3300機が販売されている。そしてロビンソンR44は1994年より販売開始され1200機が販売されている。このベストセラー機R44にENG機材を生産工場で装着したのがロビンソンR44 NewsCopterである。
他の総てのヘリコプターの場合はヘリコプターは生産工場からENG機材は何も付いていない状態で出荷され、日本に輸入された後に日本の改造業者の手により日本製もしくは海外製のENG機材が搭載されている。今回このロビンソンR44 NewsCopterはロビンソン・ヘリコプター社の販売代理店であり、ヘリの運航会社でもあるアルファーアビエィションにより輸入されたが、アルファーアビエィションは予めロビンソン・ヘリコプター社に一部のENG機材を送付して、生産工場での組み上げとテスト・フライトを終了した後、電波干渉等もクリアした状態で機体ごと輸入された。

このように生産段階からENG使用を前提に企画・設計されている機体であるので、配線は機体の中にほぼ埋め込まれている。そのため小型の機体にも係わらず、スペースの犠牲がほぼ無いということと、通常極めてやっかいな機体側の無線航法機器のENG機器への干渉が全く無いというメリットもある。そして機体の基本性能である最大巡航速度(213km/h)や航続時間(3時間10分)を全く犠牲にしていないことも特記しなければいけない。


無指向性マイクロ波アンテナ
中央ソニーオンエアーチューナー
(UHF/VHF)

インカムシステム(右斜め上)
左手前はトランシーバー

後部座席中央にあるインカムシステム。 中央のユニットはビデオスイッチャー
DSR-50のそこにGPSのエンコーダーが組み込まれている。左はジャイロカメラの制御部
ジャイロカメラのコントローラー。
カメラコントローラーと一体化している。
日立国際電気製1/2インチCCDカメラ内臓
 FSI 5軸ジャイロスタビライザー
左オンエアーモニター。
右は送出用モニター
MXTVのFPU

*NewsCopterの仕様解説 * 

  • FSI社製5軸ジャイロ・スタビライザー ジャイロ・スタビライザーと言えばウェスカム社がやはり有名だがFSI社は米軍向けの製品が多く小型化にたけている。アフガニスタンで活躍した無人偵察機に装着されていたジャイロ・スタビライザーはこの会社の製品である。振動抑制性能は16インチの物と変わらない。360°連続回転が可能である。  
  • 日立国際電気製1/2インチCCDカメラ  
  • キャノン20倍+2倍エクステンダー付ズーム・レンズ(40倍)  
  • ソニー製オンエア・チューナー  
  • 5インチ液晶オンエア・モニター2面  
  • 5インチ液晶送出・モニター1面  
  • 6インチ液晶カメラ・モニター1面  
  • GPS位置情報映像エンコーダー  
  • ジェネバ・オーディオ・インカム・システム どの席でも複数のトランシーバーで局や管制機関との通話が可能で各席独立して使用可能 例、レポーターがオンエア・モニターとインカムを使用中にビデオ・エンジニアがトランシーバーで局と打ち合わせをしながら、パイロットが管制機関と通話できる。
  • 460MHz帯FMトランシーバー
  • 160MHz帯FMトランシーバー
  • 衛星携帯電話(ジェネバ・オーディオ・インカムシステムに組み込み)
  • ビデオ・スイッチャー ジャイロカメラ、パイロットCCDカメラ、尾翼CCDカメラ、機上収録ビデオ、機上800MHz受信機の5入力をFPUに切り替えて入力する。
  • パイロットCCDカメラ、尾翼CCDカメラ(エルモ社製)及び照明 パイロットがレポートすることが可能、尾翼カメラは機体全体を写す。
  • FM/AM/CDレシーバー(ジェネバ・オーディオ・インカムシステムに組み込み)ラジオ放送とのサイマル番組の場合にオンエア・モニターとして使用
  • 電動アクチュエーター付き全方位マイクロ波アンテナ
  • GPSマッピング
  • 日立国際電気製 FPU FR55Z2B
  • 1KHzオーディオ・ジェネレーター及びVUメーター
  • ビデオデッキ、ソニーDSR−50又はDVW−250、松下AJ−D92
  • 指向性マイクロ波アンテナ(装備可能であるが現在は装備してない)

    その他の仕様としては機体側電源は28Vなのでインバーターにより13.5Vに変換しており13.5Vのサーキット・ブレーカー・パネルをもっている。また管制機関との交信や現場で他の報道ヘリとの衝突防止のための相互連絡波(122.6MHz)での交信のためのAMトランシーバーも2基搭載されており、これもジェネバ・オーディオ・インカムシステムに組み込まれていて各席からモニターと送信をおこなうことができる。

    *NewsCopterの国内での運用例 *
    現在アルファーアビエィションの所有するNewsCopterには東京メトロポリタンテレビジョン鞄a(通称MX)のFPUが搭載され、生中継をおこなっている。MXの受信局は東京タワーにありヘリコプターは自動追尾される。高度にもよるが東京タワーより60キロ迄は伝送が可能である。本年元旦未明の「初日の出中継」でこのNewsCopterはデビューした。阿佐ヶ谷付近でお台場への「初日の出」を中継したが、ジャイロカメラが余りに安定しているために天気カメラのように見えてしまったのには驚かされた。

    実際の映像はこちらから


雑誌「ビデオα」の記事

1

2

3


カタログをご覧いただくには、Adobe Acrobat Reader が必要です。お持ちでない方は、Acrobat Reader をダウンロード、インストールしてください。


HOME / 販売コーナー

米国ロビンソンヘリコプター社正規代理店/ダイヤモンドエアクラフト社総代理店
アルファーアビエィション
〒108-0073 東京都港区三田3-1-4 Net.1三田ビル7F
TEL:03-3452-8420   FAX:03-3452-8957

お問い合わせメール  r22@pilot-license.com
当サイトで使用している画像や動画、記事などの無断転載を禁じさせて頂きます。