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2011年 8月23日
アルファーアビエィション運航所レポート ナイトフライト(夜間飛行)を行う前の準備
アルファーアビエィションの飛行教官がお届けする、普通は聞けない航空の知識、今回は夜間飛行についての内容です。 夜は暗くなるから飛行が出来ないのでは? との不安もあるかと思いますが、心配はいりません。 外が見えれば有視界飛行で十分安全に飛行が可能なのです。 訓練環境によっても違いますが、私の場合、飛行ログ上は約930時間夜間飛行が記載されています。 さて、事前に準備するものとして、懐中電灯があります。 暗くなると何も見えません、機内外の点検時等に使用します。 それから、夜間使用する灯火の勉強も必要です。これは航空機さらに滑走路等の灯火はどのように点灯されているか確認も必要です。 さて、飛行に際しては「暗順応」の時間が必要です。 夜間の暗闇に慣れるため、目の状態も夜に備えます。 地上滑走はTAXI-LIGHTが必要です。夜間目に入る情報は限られています。その意味で速度管制が必要になります。 飛行中は、星の明かり、町の明かり、船の明かりそれぞれが違います。 暗くなった所への進入は厳禁です。なぜなら、光りがないため、雲・山等の可能性があります。 又、機内灯火を明るくし過ぎると外が見えなくなりますから適度な調整が必要となります。 夜間飛行で不安もあると思いますが、安全に飛行すればあのサン・テグジュペリも虜にした「宝石をちりばめたような魅力的な世界」が体験出来るのです。
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