HOME | サイトマップ | お問い合わせ | ![]() |
|
航空事情ミニレポートアルファーアビエィションがお届けする航空に関する豆知識
|
---|
アルファーアビエィションが今回お届けする、ミニレポートは、 「ロシアの航空事情」です。 「ロシアという国」人口は、日本とそれほど変わらない約1億4千万人ほどですが、面積は、約1707
万平方キロメートルと非常に大きな国です。 「ロシア経済」ロシアは、1991年にソビエト連邦が崩壊してから、社会主義から資本主義経済 へと変わりました。実質経済成長率(GDP成長率)をみると、1999年以降は年率 約5パーセント前後での推移が続き、特に2006年以降は急激な原油価格高騰の 恩恵を受け、6.7%(2006年度)、8.1%(2007年度)、5.6%(2008年度)と成長率は加速 していました。2009年度は、世界的な景気後退でマイナス成長に陥る見通しですが、 現在のロシアは、私たちが持っているソ連時代のイメージとは異なり、街にはモノ や新しい建物が並び、活気に満ちている国となっています。アメリカの経済誌 フォーブス(2008年)の発表によると、世界の億万長者が住む都市トップテンの1位 は、モスクワ(ロシア)となっている(平均59億ドル、74人)ことなどからもロシアの 好調ぶりが伺えます。モスクワで、2009年5月に開催された「ヘリロシア2009」 では、米国のロビンソンヘリコプターなどが展示されるなど、ロシアでもヘリコプ ターを所有する人が増えているようです。 「ロシアの航空会社アエロフロート」ロシアの国営航空会社は、アエロフロートで、現在はエアバスA330を使用しての毎日 成田空港とモスクワのシェレメーチエヴォ国際空港間を運航しています。旧ソ連時代 のアエロフロートは、使用機材のほぼ全てがツポレフ、イリューシン、アントノフ、 ヤコヴレフなどのソ連内で製造されたものでしたが、今は欧米の機材を使用していま す。ロシアの航空会社で心配と思われる方もいるかもしれませんが、ご心配なく、私 たちは、先日、アエロフロートを利用してモスクワへ移動しましたが、機材、サービ スともに満足のいくものでした。その他にも、ロシアには多くのエアラインが存在し ます。 「ロシアでのヘリコプター製造」ロシアは、ソ連時代からヘリコプターなど航空機の製造を国が主体となり行ってきて おり、そのヘリは、多くの国で使用されています。例えば、カモフというヘリコプタ ーは、韓国、中国、南米の軍事用ヘリとして活躍しています。現在は、カモフなどの ヘリコプター製造者は、株式会社化され、販売を行うロシアヘリコプターの下に、カ モフ、ミル、カザン、クメルタールなどの工場があり、設計を行う設計局は、別組織 となっています。 「寒いところでも運航可能なヘリコプター」シベリア地方は、氷点下になる季節もありますが、-25℃までであれば、例えばロビン
ソンヘリコプターは、運航可能とのことで、シベリア地方に住んでいる方もヘリコプ
ターを利用しているとのことです。 |
米国ロビンソンヘリコプター社正規代理店/ダイヤモンドエアクラフト社総代理店 |
アルファーアビエィション |
〒108-0073 東京都港区三田3-5-21 大和地所三田ビル7F/10F TEL:03-3452-8420 FAX:03-3452-8957 お問い合わせメール r22@pilot-license.com |
当サイトで使用している画像や動画、記事などの無断転載を禁じさせて頂きます。 |