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航空事情ミニレポート

 

アルファーアビエィションがお届けする航空に関する豆知識


#20 「ヘリコプターは、複雑な乗り物」(2009/12/23)

アルファーアビエィションが今回お届けする、ミニレポートは、 「ヘリコプターは、複雑な乗り物」です。

「ヘリコプターの初飛行」

レオナルド・ダビンチ(1452〜1519年)のヘリコプターのスケッチは、有名です。しかしながら、ヘリコプターの構想が考えられてから、実際に飛行するまでには、約400年もかかったのです。

飛行機の初飛行は、有名なライト兄弟によって、1903年に成し遂げられました。では、ヘリコプターの初飛行はいったいいつだったのでしょう。

ヘリコプターの初飛行は、1907年フランス人の、ポール・コルニュと言われています。しかしながら、1903年のライト兄弟の初飛行後、飛行機の技術は飛躍的に発達しているにもかかわらず、ポール・コルニュが飛ばしたヘリコプターは、わずか20秒間、高度2m程度を垂直昇降しただけでした。

これは、揚力などの自然原理が未だ理解されていなかったこと、十分な出力を持ったエンジンがなかったことが理由のひとつと言われています。このため、1907年に初飛行を成し遂げたものの、操縦性がほとんどなく、飛行ぶりも極めて不安定であったため、実用にはほど遠かったのです。

ヘリコプターの実用化が見えてきたのは、ドイツ人のハインリッヒ・フォッケ博士のFa61と呼ばれるヘリコプターが飛行した1936年です。初飛行は約30秒間と短いものでしたが、翌年の1937年には、およそ1時間20分の滞空時間を記録し、到達高度はおよそ2,400m、最高速度約122km/hの記録を達成したのです。これによって、ヘリコプターの飛行は夢ではなくなったのです。

飛行機から遅れること約30年。この30年という開きが、いかにヘリコプターを開発するのが難しかったのかを如実にあらわしています。

「運航コストの違い」

ヘリコプターと飛行機、どちらが、飛ばすのに費用がかかると思いますか?

飛行機の方がお金がかかるのではないかと思う方も多いと思いますが、実は、同じ程度の乗客を運ぶ機体を比較した場合、ヘリコプターの方がお金がかかるのです。

特に、飛行機に比べ、ヘリコプターは翼が回転するので、動く部分がとても多いため、部品の交換が頻繁にあったり、整備が必要であったりと、安全に飛行をさせるには手間とお金がかかるのです。

しかし、ヘリコプターには、それだけのお金をかけるメリットがあるのです。飛行機と違い離着陸に広い土地を必要としないことや空中に止まっていられることなどです。このような利点を生かして、災害救助やドクターヘリなどの救急医療など幅広く活躍しています。



(おわり)

本レポートは、作成時点での意見・予測であり、予告なしに変更に なることがあります。また、本レポートは、情報提供のみを目的と しており、サービス等の販売を目的としたものでは、ありません。

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